【保存版】フラット35の借入基準


こんにちは(^-^*)/

住宅ローンアドバイザーのmanokanです。

今回はフラット35の借入基準について書いていきます。

それでは、ゆっくり学習していきましょう(^^)/

前回の記事はこちら→ つなぎ融資とは

ポイント

民間住宅ローンとの借入基準や視点の違いを把握し、ご自身が借入可能かどうかを判断できるようにしましょう。

住宅ローンを借りられるか、借りられないかという点は、多くの方が住宅取得を現実に考える際に悩む部分です。

今回はフラット35の借入基準について理解していきましょう( ・`ω・´)キリッ

質のよい住宅に対する融資を重視するフラット35!!

フラット35の借入基準には、大きく分けて「利用者の条件」と「物件の条件」があり、

民間金融機関が独自に提供する住宅ローンに比べて物件の条件が厳しく、
一方、利用者の条件は職業や職種、勤続年数による制限はつけない等、申込み段階で選別することはありません。

物件の条件には住宅の規模や建築技術基準など、利用者の条件には年齢、年収などがあげられます。
また、フラット35では、住宅について住宅金融支援機構の定める技術基準に適合していることを証明する適合証明書の交付を受けることが必要となります。

フラット35借入基準の「物件の条件」は利用者の年齢、年収、物件の技術基準と少し厳しめに制限されていますねホー!((〆( `Д´ )メモメモ

年収に対する返済額も借入れに大きな影響を与えます

物件や年齢などの要件を満たしていても、その人の年収に対する返済額によって、
希望額が借入れできない場合があります。

利用者の条件

・申込時に年齢が満70歳未満
・日本国籍の人、永住許可を受けているか、または特別永住者の人

用途の条件

本人が所有し、本人または親族が住むための新築住宅の建設・購入、または既存住宅の購入のための資金(リフォームは不可。借換えは利用可能)

物件の条件

・土地の面積:条件なし
・住宅の床面積(上限なし):一戸建ての場合は住宅部分の床面積が70㎡以上、
 共同住宅(マンションなど)の場合は、専有面積が30㎡以上
・建設費(土地の取得費含む)または購入価格が1億円以下(消費税込み)の住宅

借入額

100万円以上8.000万円以下で、建設費(土地の取得費含む)または購入価格の100%以内(1万円単位)

返済期間

次の①②のいずれか短い方の期間内(1年単位)
①15年以上35年以内(ただし、申込人の年齢が60歳以上の場合は10年以上)
②完済時の年齢が80歳となるまでの年数(申込み時年齢は1年未満切り上げ)

金利タイプ

・全期間固定金利
・返済期間(20年以下・21年以上)および融資率(9割以下・9割超)に応じて設定
・金利は借入日時点の所定の金利が適用される

返済方法

・毎月元利均等返済または毎月元金均等返済
・ボーナス時の増額返済も併用可能(借入額の40%以内)

火災保険

完済までの間、借入対象住宅に一般の火災保険を付ける
(別途、火災保険料が必要。住宅金融支援機構の特約火災保険は利用不可)

フラット35利用時の注意点

・商品の内容は各金融機関で同一ですが、適用金利と事務手数料は金融機関によって異なる点に注意が必要です。

・団体信用生命の加入は任意であるため、加入する場合には別途、団信特約料の支払いが生じます。

・借入対象となる住宅は、住宅金融支援機構が定める技術基準に適合していることが求められ、
 適合証明書の交付が必要となるので、基準合う住宅物件であるかどうかの確認にも注意が必要です。

次回テーマは【借入基準のポイント 民間住宅ローンの借入基準】について書かせていただきます。

お読みいただきありがとうございました。