こんにちは(^^)
manokanです。
前回の記事はこちら→ 【SNSの普及は空気の読みすぎを加速させる!?】
今回も心理学に基づき【対人関係】をテーマにまとめていきます。
<(_ _)>よろしくお願いします
皆さんの周りにも、自然と人が集まってくるような、誰からも好かれる人気者はいませんか?
人から好かれるのにはそれぞれ理由があります。
周囲の人から受ける行為や尊敬、嫌悪や軽蔑といった感情を対人魅力といいます。
この対人魅力を決定づけるには、近接性、身体的魅力、類似性、相補性、行為の返報性などがあります。
これらの要因が大きいか小さいかで、好かれるかどうかが決まってきます。
まず、近接性というのは、故郷が同じであったり、住まいが近所という縁で親しくなることを指します。
身体的魅力は「ルックスがいい」「スタイルがいい」など、文字どおり外見に惹かれることです。
また、自分と似たような価値観、同じような経験をしてきた人に好意を持つことを類似性といいます。
一方で、自分にないものに好意を持つこともあります。
そして、お互いの足りない部分を補うことで、関係が築かれます。
これが相補性で、こうした感情を互いに持つことを相補的関係といいます。
最後に、自分に好意を寄せる人に対して行為を抱く現象が行為の返報性です。
これはアメリカの心理学者ジェッカートランディーが実験で証明したものです。
また、「人を助けると、助けた相手を好きになる」という現象が起こりやすいといわれています。
というのも、助けるというのは相手のために自分の労力を費やすことになります。
そして後日、「なぜ助けたんだろう」と思い返したときに、「あの人のことが好きだから、助けたんだ」と、理由づける意識が働くのです。
つまり、行為を抱いていない相手であっても助けたとなると、自分の行動に矛盾が生じてしまいます。
この矛盾をアメリカの心理学者であるフェスティンガーは認知的不協和と提唱しました。
※認知的不調和とは自分の選択した道や信念と社会的な認知にズレや矛盾がある場合をいいます。その自分の考えを「いいはず」と動機づけることでズレや矛盾をなくすことを認知的不協和の解消といいます。
自分の行動と心理に矛盾が生じた場合に「好きだから」と動機づけして、その矛盾を解消しようとするのです。
対人魅力の規定因を大きくすることを意識したり、思いきって頼みごとをしてみましょう。
人との距離感がグッと縮まるはずです(*’ω’*)
次回の記事はこちら→ 【相手のしぐさから自分がどう思われているかを簡単に知る方法】
お読みいただきありがとうございました。