やる前から言い訳をする人とうまくやっていく方法


こんにちは(^^)

manokanです。

前回の記事はこちら→ 【冗談が通じない相手とコミュニケーションをとる】


今回も心理学に基づき【対人関係】をテーマにまとめていきます。

<(_ _)>よろしくお願いします


相手に安心感を与えるようなフレーズを含めて話す


「相手の説明がよくわからなかったので、できませんでした」「商談がうまくいかなかったのは、相手がこちらの意図を理解してくれなかったから」など、失敗したときにあれこれと言い訳する人がいます。




そもそも言い訳は、自分が犯してしまった失敗を、自分の責任だと認めたくないときに主張したり、自分の他にも理由があるのだと主張する場合によく使ってしまいます。




なかには、やる前から言い訳をする人もいます。



失敗したときを見越して、その原因が自分にないことを主張するため事前に予防線を張ることをセルフ・ハンディキャッピングといいます。



たとえば、テストの前に「昨日寝ていない」「今日は体調が悪い」と言いふらすのがセルフ・ハンディキャップ型の人によくある例のひとつです。



事前に言っておけば、仮にテストの点が低くても「やっぱり体調が悪かったから…」と主張することができます。




また「日にちがたりないから」「この分野は専門外だから、ちょっと…」など、状況のせいにするのもそのひとつです。




一見、謙虚に思いますが、プライドが高く「傷つきたくない」という心理が作用していることが多いようです、事前にこのような言い訳をしておくことで自身のプライドを守っているといえます。



また、言い換えれば、プライドが高い割には自分に自信がないため、心の中は不安でいっぱいなのです。



そのため、失敗したときの保険として、自分自身の能力に関係のない状況や環境をあらかじめ言い訳の題材として持ってくるのです。




これでは失敗をおそれて、自分の保身を優先してしまうあまり、せっかくのチャンスさえも、自らの言い訳によって閉ざしてしまう可能性も出てきてしまいます。



そこで、セルフ・ハンディキャップ型の言い訳をする人には、「今回がダメでも、次があるから心配しないで」「大丈夫だよ」などと声をかけて不安な気持ちを取り払ってあげましょう。



「たとえ失敗してしまっても、きっと受け入れてくれるはず」と、安心することによって、よい結果を招く可能性が高まるかもしれません。



口癖でわかる相手の心理


何気なく放つ口癖からも、その人の心理が表れることがあります。覚えておけば、ちょっとした会話の端から相手の心理を読み取ることができます。



「一応」「とりあえず」:自分の言っていることに自信が持てず、それをごまかすためにこの言葉を用いる。また、自分の弱点を隠そうとする防衛反応が働き、こうした言葉がとっさに出ると考えられている。



「仕方がない」「しょうがない:」相手に対して「仕方がない」という言葉を使うとなぐさめの意味を持つが、自分に対してこの言葉を使うのは、失敗したときの自分自身への言い訳という意味合いもある。



「だから」「つまり」「たしかに」「そもそも」:理屈っぽく自己主張が強い人が、何が何でも伝えようと強い意志を示すために、こうした言葉を頻繁に口にする。ほかには「いわゆる」「要するに」「逆に言うと」などがある。


「でも」「だって」:否定するニュアンスを含んだ言葉。相手を不快にするほか、「能力がない」「やる気がない」などのレッテルを貼られることも。


「私って○○なひとだから」:自分で自分を定義することで、一種の逃げ道をつくっている。また、「こういう人に見られたい」という欲求の表れの一つでもある。


おさらい

◎予防線を張るのは、失敗を恐れているから
◎一見、謙虚でも、実はプライドが高い
◎不安な気持ちを取り去ってあげること



次回の記事はこちら→ 【卑屈な発言をする人の隠れた心理状態】



お読みいただきありがとうございました。