自分を罰する人は実は自分を守ろうとしている


超ブログ管理人のmanokanです<(_ _)>


今回も心理学に基づき【対人関係】をテーマに記事を書いていきます。


どうぞ最後までお付き合いください。

失敗しても自罰感情にとらわれず前向きに問題を解決する

「失敗は成功のもと」というように仕事で失敗をするのは、決して悪いことではありません。



とくに青年期は人生のなかでもっともチャレンジ精神が旺盛で、「失敗してもいいからやってみよう」という要求水準が高くなります。
※要求水準は仕事や課題に対する個人が掲げた達成目標。失敗をおそれずにチャレンジ精神が旺盛だと自ずと高くなり、失敗を避けようとすると低くなります。



しかし、最近は失敗を繰り返すことで自信をなくしてしまうことをおそれ、若いうちから確実に成功する手段を選びがちな人が増えています。



一方、勇気を出して挑戦したものの、失敗してしまい、責任をすべて自分でかぶろうとする人がいます。



このようなタイプは、自罰感情が強い人といえます。



失敗したことで相手に迷惑をかけてしまったという罪悪感を和らげるために、自分を罰しようとします。



自分を責めているものの、実は自分のことを守ろうとしているのです。



心理学では自己懲罰は、マイナスの感情から身を守ろうとする防衛機制のひとつとしてとらえていますが、自分を追い詰めすぎると心を病んでしまいかねません。



失敗をしたときは自罰感情にとらわれる前に、まずは失敗の原因を突き詰めて改善策を探り、次に向けて動きだしてみましょう。


前向きな思考で失った自信を取り戻す

自罰感情が強いと自分を責めてしまいがちです。だからといって人のせいにするのはよくないですが、自分のことを許してあげながらも失敗の原因を探り、改善案を練っていきましょう。


自分がまとめ役になって進行していたプロジェクトで部下のミスが発覚してしまった

✖すべての責任を自分でかぶる
自己評価が低いと、何もかも自分のせいにしようとする傾向がある。この状態が続くとストレスが溜まり、うつ病などを発症させるおそれがある。

改善案(代案)を探ってい
自分を責める前に失敗の原因を探り、どうずれば次につながるかを考えるようにする。改善案(代案)を考えるのは、自分を奮い立たせる効果もある。



まとめ

◎青年期は失敗を恐れずチャレンジすべし
◎失敗を自分の責任と思い詰めないこと
◎まずは、原因を探り、次につなげよう




<(_ _)>お読みいただきありがとうございました。


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