こんにちは(^^)
manokanです。
前回の記事はこちら→ 【嫌われたくない!八方美人に振る舞う人の心理】
今回も心理学に基づき【対人関係】をテーマにをまとめていきます。
<(_ _)>よろしくお願いします
コミュニケーションの悩みとして多いのが、相手との「距離感」のつかみ方です。
SNSやメールのおかげでやりとりする機会は増えているものの、面と向かって話す機会は減っています。
人は、会話や行動を共にすることでコミュニケーションをとっていきます。
ときには意見の違いなどから衝突することもありますが、健全なコミュニケーションを育むためには避けては通れません。
ところが、現代人はこの衝突を避ける傾向にあります。
相手と関わることで「傷つきたくない」と思っているのです。しかし、その一方で「コミュニケーションを深めたい」とも思っています。
この二つの考えの板挟みになると、相手との距離感が上手にとれなくなってしまいます。
これではいつまで経っても相手との距離は縮まりません(;゚д゚)アッ….
この状態をヤマアラシ・ジレンマといいます。
これはドイツの哲学者ショーペンハウエルの話を、オーストラリアの精神分析学者フロイトが論じたものです。
ある寒い日に寄り添いあって暖をとろうとした二匹のヤマアラシは、近づきすぎたあまりにお互いのトゲで傷つけ合ってしまいました。
しかし、離れてしまうと寒さを感じ….
これを何度も繰り返した末、ようやく二匹は適度な距離を見つけたという話です。
人との衝突を回避するあまりに、コミュニケーション不全が夫婦や親子といった家族間でさえも生じているようです。
小さな衝突を避けていると、積み重なって、やがては大きな対立を生んでしまうこともあります。
お互いに相手を深く理解しようとするためには、意見の食い違いや衝突は然るべき現象のようですね( ・`ω・´)キリッ
人間関係でヤマアラシ・ジレンマに陥っていると感じたら、かなり勇気がいりますが思い切って相手の懐に踏み込むのも一つの手のようですΣ(゚ロ゚;)
ヤマアラシも、傷つきながらほどよい距離を見つけました。
傷を負わずに健全なコミュニケーションをはかるのは難しいということを認識すれば、人間関係も今以上よくなります。
次回の記事はこちら→ 【コミュニケーションがうまくとれない理由は?】
お読みいただきありがとうございました。