生後1ヶ月未満は要注意!!RSウイルス感染症


息子(一歳)がRSウイルスに感染してしまいました (;゚д゚)アッ….


結論からお伝えすると息子の症状は軽症で数日で回復しましたが、とても不安でした…


今回のはとても怖い【RSウイルス】について書かせていただきます。



【RSウイルス】とは

Respiratory Syncytial Virusを略したもので。 Respiratory は「呼吸の」と言う意味で、呼吸器系のウイルスであることを示します。 Syncytial は、「合胞体」と言う意味です。


原因

RSウイルスの接触、飛沫により鼻の粘膜に感染を起こすことから始まります。




また母親の※移行抗体は乳児の発症を防ぐことができないため、生まれたばかりのお子さんは注意が必要です!




※移行抗体とは母体の胎盤を経由して児に移行する抗体で、乳児期初期の児の感染を防御するように働く抗体のこと。 


潜伏期と症状

3~5日の潜伏期間後に水溶性鼻汁、咳、発熱が出現し、感染が下気道の気管支に及ぶとゼーゼーと呼吸が荒くなったり、陥没呼吸などの呼吸困難症状が出現します。



発熱の多くは5日以内に解熱し、咳、鼻水は通常1~2週間で軽快するのが特徴です。


※陥没呼吸息とは息を吸い込むとき胸の一部が陥没する状態の呼吸で、発作が小発作から中発作へ悪化し始めると、息を吸うときに喉の下(胸骨の上)や鎖骨の上が引っ込む(=陥没する)ようになる。さらに発作が悪化すると肋骨と肋骨の間も陥没するようになる危険な呼吸のこと


治療とケア

多くのウイルス感染症と同様に根本的に治す薬はない


時間が薬で、治療は対症療法が主です。



比較的大きなお子様は軽症の場合が多く、気管支を広げる薬を服用、または必要に応じて吸入療法も行うようです。



また乳児などでは鼻汁を吸収し、分泌物を除することも大切です。



これらの治療をおこなっても呼吸困難や、哺乳低下による脱水を伴うときには、酸素投与、点滴を目的とした入院になることも、しばしばあるようです。特に乳児には注意が必要と考えられます。


合併症

生後1ヶ月未満の新生児が感染すると無呼吸を起こす場合があるので厳重な管理が必要となります。



また中耳炎、肺炎などの最近の二次感染を併発することがあるので、熱が長引く場合は必ず受診してください。


予防

重症化が予想されるハイリスクの児(35週以下の早産児、心疾患の児など)には予防する注射(シナジス)があるようですが、予防対策は一般感冒と同じで手洗いが中心です。



しかし、保育園に行っている小さな子どもさんの適切な予防は難しいのが現実のようです。



また一回で十分な免疫力を維持できないため何回も感染を繰り返しますが、大きくなるにしたがって感染しても症状が軽く済むようになります。


息子の症状

・発症初日:熱はあるがご飯は食べてくれた。.. しかし全部吐いてしまうΣ(゚ロ゚;)
・熱が39.5分まで上がる(初めての座薬の投薬)
・座薬が効き、熱が下がって楽になったのか寝てくれました。
・呼吸は苦しそう。乾いた感じの呼吸「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と


・翌日も呼吸は苦しそうだが前日より元気。食欲はあまりない。
・呼吸は前日と同じく苦しそう。
・翌日、38度の熱はあるが比較的、機嫌はいい(*’▽’) 呼吸も楽になってる感じ。
・翌日、前日と同じ感じ。
・翌日、全快!! 結局は時間が薬でした!!


呼吸ができず、無呼吸で亡くなってします場合もあるようなので十分に注意してあげて下さい。

<(_ _)>最後までお読みいただきありがとうございました。