借入基準のポイント 民間住宅ローンの借入基準


こんにちは(^-^*)

住宅ローンアドバイザーのmanokanです。

今回は【借入基準のポイント 民間住宅ローンの借入基準】について書いていきます。

<(_ _)>よろしくお願いします

前回の記事はこちら→ 【保存版】フラット35の借入基準

ポイント

住宅ローンは借りやすいイメージがありますが、民間住宅ローンの借入基準は多岐にわたっており、借入れできないケースも少なくありません。

フラット35との違いを把握し、どの住宅ローンの借入れができるのかを判断できるようにしましょう。

■民間住宅ローンは各金融機関によって借入れ基準が異なり、その詳細内容が公表されているわけではありません。

民間住宅ローンでは借入れできないが、フラット35であれば借入れできるという場合もあるので、おおよその基準を把握しておくことが大切です。フラット35と比較した場合の大きな違いは、次のような点があります。

勤続年数や勤務形態が問われる

多くの民間住宅ローンは、勤続年数を最低2~3年以上と定めています。

ただし転職の場合は、転職の内容(職種やキャリアアップによるものなど)によって認められないことがある。

自営業者の場合にも営業年数を2~3年以上と定めている場合が多いようです。

ただし、派遣社員や契約社員の借入れは難しいことが多く、一部金融機関で借入れできる住宅ローンを取り扱っているが、金利や保証料が高めの傾向がある。
会社役員の場合には、本人の収入証明に加えて会社の決済状況も審査対象となる。

会社が赤字の場合には、借入れできないことがある点にも注意が必要です( ・`ω・´)キリッ

団体信用生命保険に加入できることも要件

多くの民間住宅ローンでは、団体信用生命保険に加入することが要件となっている。

これは生命保険なので、健康状態が良好でなければ加入することができず、団体信用生命加入が要件となっている住宅ローンの借り入れはできないことになりますΣ(゚ロ゚;)

団体信用生命保険に加入できない場合は加入を任意としている住宅ローンを必然的に選ぶこととなります。

民間住宅ローンの主な借入れ基準
物件の条件

・特になし。ただし、定期借地権、連棟式、保留地などの物件は難しい
・建築基準法に適合しないものはほぼ不可

利用者の条件

年齢:20歳以上65~69歳くらいまでで完済時75~80歳くらいまで
勤務形態:派遣社員。契約社員の借入れは難しいことが多い
勤続年数:2~3年 自営業者の場合も営業年数2~3年以上
年収:最低年収200万~400万程度
団体信用生命:加入できることが要件(一部任意のところもあり)
その他:過去に遅延等の履歴があると借入れは難しい

借入額

上限 5.000万から1億円
物件価格の8~10割(最近は10割融資としている金融機関が多い)
返済負担率は他の借入れも含め、20%~40%

次回テーマは【金利の種類】について書かせていただきます。

お読みいただきありがとうございました。