会議で意見を言わず陰で文句を言う人の心理

心理学

超ブログ管理人のmanokanです。

 
今回も心理学に基づき【対人関係】をテーマに記事を書いていきます。

 
<(_ _)>どうぞ最後までお付き合いください

 
 
 

承認欲求が強いので名指しで発言を求める

会議中は活発な意見が飛び交い、有意義なものにしたいと思うはずです。

 
 
 

しかし、発言するのはいつも同じ人だったり、全員が静まり返ってしまっては、やりづらさを感じてしまうものです。
 
 
 
チームからの反応が何もなければ、時間と労力を割いた意味を見いだすことができません。

 
 
 

ましてや、会議が終わった後に「あの結論はどうしても納得できないな」などと言われても、どうすることもできません。

 
 
 

会議で意見を述べず、後で不満や持論を展開する理由は2つあります。

 
 
ひとつは、仕事に対するミチベーションが低いこと。

 
 
そしてもうひとつは、本当は意欲的なのに発言することで発生するリスクや不安を回避したいという場合です。

 
 
 

このような人たちは実は、自分の意見を聞いてもらって、自分の存在を相手に認められたいという承認欲求が強い側面を持ち合わせています。

 
 
 

したがって、会議の席においては「キミの意見を聞かせて!」と名指しで発言させることが効果的です。

 
 
 

そして、頭ごなしに否定をせずに認めてあげることでやる気が高まっていきます。

 
 
 

公言することで生産性が上がるパブリック・コミットメント

会議の場で発言しようとしない人は、どうすればいいのかわからない、不安な気持ちを抱いていることがあります。
やみくもに発言してもらうのではなく、フォローも重要です。
 

STEP1 

会議の場で指名して意見や目標を求める

会議の場で発言しないのは、やる気がないという理由だけではありません。「どうしたらいいのかわからない、自信がない」という場合もあります。意見を述べさせるのではなく、意見を求めるというスタンスに徹しましょう。

 
STEP2 

意見を否定せずに受け入れる

発言することによって、自分の存在を認めてほしいという承認欲求を抱いていることがあります。たとえ、突飛な意見や目標であっても頭ごなしに否定するのではなく、一意見として受け入れてあげることで安心します。
 

STEP3 

目標達成までの道筋を立てる

発言することでリスクを負う必要がありますが、「どうすればいいのかわからない」という不安を払拭させるためにその人の意見や目標に対して解決のための道筋を整理してあげましょう。
 

STEP4 

目標に向けて前進!

自分の意見を明確にしたことで、守らなければメンツが立たなくなる。そこで、目標達成に向けて一生懸命働こうとする心理が働きます。

 
このパブリック・コミットメントは、部下とマンツーマンで対峙するときにも活用できます。たとえば、部下に仕事を任せるとき、いつまでに、どのような方法でやるかを口頭ではなく、メモ書きなどで提出してもらいましょう。目標達成に向けて働かざるを得なくなりますよ。

 
 
 

まとめ
◎発言しないけど、本当は認められたい
◎指名することで発言しやすい雰囲気作りを
◎公言したことは現実に向けて働こうとする

 
 
 

<(_ _)>お読みいただきありがとうございました。

 
 

次回の記事はこちら→ 指示待ち部下をどうにか動かしたい
 
 

前回の記事はこちら→ 自信過剰な人とのコミュニケーションのとり方

 
 

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