こんにちは(^^)
manokanです。
前回の記事はこちら→ 【初対面の人と良好な関係を築きたい】
今回も心理学に基づき【対人関係】をテーマにまとめていきます。
<(_ _)>よろしくお願いします
初対面の相手といい関係を築くには、最初の印象にかかっているというのは、前回の記事でご紹介させていただきましたが「冷たい人」「優しい人」など、最初に定着したイメージは後々まで残りがちです。
コミュニケーションをとって関係を築いていくなかで、無意識のうちに相手をひとつのイメージでとらえようとします。これを心理学ではラベリングといい「爽やかで情熱がある人」「不潔でいい加減な人」などというように、相手の印象を単純化させます。
しかし、人は見た目や数回のやりとりだけで相手のすべてを理解できるわけではありません。
なかには「たまたま具合が悪かっただけなのに、ぶっきらぼうな印象を与えてしまい、いい加減な人だと思われてしまった」など、第一印象で間違ったレッテルを貼られてしまったため、損をする人もいます。この間違ったレッテルのことをミスラベリングといいます。
間違ったラベリングを払拭するのは、なかなか難しいことです。誤解はコミュニケーション不足から生じることが多いので、食事に誘ったり、会話をしたりしてイメージのリセットをはかりましょう。
人は、自分に興味を示す相手に好意を抱くもの。誤解してる相手がいたら、その人の話に積極的に耳を傾け、興味がある姿勢を示しましょう。
相手の話を聞くだけでなく、自分のことを相手に正しく伝えよう。誤解を招いた理由をつきとめ、それが自分にあてはまらないことを伝える
周りから誤解されることが多いと感じるならば、ミスラベリングされやすい人だといえます。困ったことに、一度イメージがついてしまうと、なかなか簡単には覆すことはできません。だからといって絶対に覆らないというわけではないので、落ち込まずに第一印象で抱かせたイメージをリセットすることに尽力しましょう。
アメリカの心理学者ルーチンスは、最初の印象と後の印象が異なる場合、後の印象のほうが優先されることを実験によって見いだしました。
つまり、一番新しい情報や印象でもって相手を評価するということです。
これを心理学では親近効果といいます。
仮に第一印象でよいイメージが与えられなくても、次に会った際に最初の印象を上回るイメージを与えることができれば、誤解を払拭できる余地があるのです。
しかし、第一印象は変えられるからといって油断は禁物です。ミスラベリングを未然に防ぐためにも、日頃から相手の目を見て、相手の話にきちんと耳を傾け、自分の意思を正しく伝えることを意識して、コミュニケーションを深めることを心がけましょう。
次回の記事はこちら→ 【コミュニケーション・スキルとソーシャル・スキルをみがこう】
お読みいただきありがとうございました。