【激痛】痛風の症状を書きます【痛風発作】2


前回の記事はこちら▶【激痛】痛風の症状を書きます【痛風発作】1
 

痛風の原因は血液中の尿酸値が高い『高尿酸血症』

■しかし尿酸値が高いと必ず痛風になるわけではない

尿酸は誰のからだの中でもつくられる

尿酸はからだの中のエネルギーの燃えかすであり、すべての人の体内で作られる物質です。
また食物中のプリン体からもつくられますが、プリン体は日常の食べ物にはそれほど多く含まれていません作られた尿酸は、主として腎臓から尿の中に捨てられます。

尿酸値は血液検査で調べる

尿酸は体内では血液に溶けているので、血液中の濃度(血清尿酸値)が体内の尿酸量の指標です。
血清尿酸値が7.0mg/dLを超えると尿酸は血液に溶けにくくなり「高尿酸血症」と呼ばれます。
私は10年前から血清尿酸値が8.0mg/dLを超えていました|д゚)
つまり「高尿酸血症」は尿酸が結晶になって痛風になりやすい状態なのです。

高尿酸血症はいくつもの要因が重なっておこる!

腎臓から尿酸をだす力が体質的に弱い、肥満、飲みすぎ。食べ過ぎ。運動不足、ストレス
などの要因が重なると高尿酸血症になります。
私はまたまた肥満、飲みすぎ。食べ過ぎ。運動不足、ストレスの全てに当てはまっていますorz
血液の病気、悪性腫瘍、腎臓病や利尿剤などの薬剤も高尿酸血症の原因になります。

重症の高尿酸血症には注意が必要!

高尿酸血症でも、血清尿酸値が7.0mg/dLを少し超えるぐらいでは一生、痛風にならないですむことが多いのですが、
血清尿酸値が高いほど短期間のうちに痛風になる危険性が大きいといえます。
したがって、痛風発作や症状がなくとも血清尿酸値が常に9.0mg/dLを超えるような大変高い場合やすでに腎臓に障害があれば薬を使った治療が必要となります。

前兆痛風の治療は3段階ある
第1段階 痛風発作を抑える対処療法

痛風発作時には、消炎鎮痛剤(インドメタシン、ナプロキセン、プラノプロフェンなど)が短期間のみ使われます。

発作のおこり始めに「これはくるぞ」という前兆を感じたら、コルヒチン1錠が有効らしいです。

私の友人は痛風発作を3回発症してますが2回目、3回目は発作の前兆が完全に分かったらしいです(笑

痛風発作が起こってから尿酸値を下げる薬を飲み始めると、痛風発作は逆にひどくなる場合があります。

尿酸値を下げる薬は、発作が治まってから開始しましょう( ・`ω・´)キリッ

第2段階 血清尿酸値を下げる原因療法

痛風発作がおさまったから痛風が治ったわけではありません。

痛風発作の原因である尿酸値を低く抑えておかなければ発作を繰り返し、様々な内臓障害がでてきます。

血清尿酸値を下げる薬には、からだの中で尿酸をできにくくする薬(アロプリノール)と尿の中へ尿酸を追い出しやすくする薬(ベンズブロマロン、プロベネシド)があります。

この種の薬は発作の有無にかかわらず相当長期間、場合によっては一生のみ続ける必要があります

どちらの薬が適当かは、あなたのからだの中の尿酸の働き、腎結石や高血圧などの合併症の有無などから総合的に医師が判断します。

第3段階 合併症を予防する健康管理

痛風発症者は、肥満、高血圧、脂質異常などを合併することが多く、メタボリックシンドロームとして動脈硬化が進みやすい体質になっています。

しかも薬をのんで血清尿酸値をコントロールしても、これらの合併症は防げません。

体重制限を初めとするセルフケアや、場合によっては、降圧剤、脂質異常症治療剤などを使って、重大な合併症の発病を予防します。

食事制限は、まず総カロリー!!次にプリン体

痛風、高尿酸血症の人の食事では
1.総カロリーの制限
2.プリン体の多い食物を食べすぎない
3.アルカリ性食品を多く摂る

痛風、高尿酸血症の人の食事では、総カロリーの制限が最も大切といわれています。

摂取カロリーを抑え、多種類の食品をバランスよく少しずつ食べることを心掛けましょう。

アルコールはカロリーが高く尿酸値にも影響を及ぼすので、できるだけ控えましょう。

私はお酒が大好きなので、アルコールをを控えることが一番きついですが今はコントロールできています。
参考▶【飲酒】毎日飲んでいた私がお酒について考えてみた【脱依存】

ご存じだとは思いますがお酒の中でも、プリン体を多く含むビールは制限した方がいいお酒NO1です!



続きはこちら→ 【激痛】痛風の症状を書きます【痛風発作】3


お読みいただきありがとうございました